こんにちは。
今日は、インドでお腹の調子が悪くなったときの対処法についてご紹介します。

特に気温が急に上がる4月ごろは、腹痛でつらそうにされている方が多いように感じます。

インド生活が始まって間もない頃は、環境の変化や食べ物、水の違いに体がびっくりして、お腹を壊してしまうこともあると思います。
「お腹が…もう無理…」と、腸が全力でインドと戦っているような、そんな経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、そんなときに安心して過ごせるように、インドでの腹痛対策を簡単にまとめてみました。

🙋‍♀️よくある原因と、軽い症状への対処法

インドで腹痛を引き起こす原因には、いろいろあります。たとえば:

  • ・食あたり(衛生面や食材の違い)
  • ・スパイシーで油の多い料理
  • ・暑さや疲れによる体調不良
  • ・冷房で身体を冷やす
  • ・生理痛 など

🙋‍♀️軽い症状であれば、次のようなことを意識してみてください。

  • ・温かいお湯を少しずつ飲む
  • ・お腹を温める(湯たんぽやタオルでもOK)
  • ・消化にやさしい食事(おかゆやスープ、バナナなど)
  • ・しっかり休む

無理せず、ゆっくり過ごすことがいちばん大切です。

🙋‍♀️病院に行くとき

海外で病院に行くのは、ちょっと勇気がいりますよね。
インドの病院も日本と勝手が違うので、ちょっと流れがわかると気持ち安心です。

🏥インドの一般的な病院の流れ:

  • 1. 受付で予約を取る。診察料を支払う
  • 2. 順番を待ってドクターの診察を受ける
  • 3. 必要があれば処方箋をもらって薬局でお薬を購入
  • 4. 診察後、検査が必要な場合は、検査の受付で支払いをしてから検査を受ける

🙋‍♀️市販薬を上手に使おう

インドでは、日本で処方箋が必要な薬も、薬局で手軽に購入できます。
病院よりはハードルが低いのではないかと思います。

薬局には薬剤師さんが必ずいますので、症状を伝えると、ぴったりのお薬を選んでくれます。

悩む前に、体調が悪化する前に、一旦薬局に寄ってみるのもおすすめです。
薬は手元にあれば安心ですし、飲むかどうかは、あとでゆっくり考えてもいいと思います。

💊症状・薬名

  • ・整腸剤:VSL#3
  • ・生理痛・けいれん性の痛み:Meftal-Spas, Buscopan
  • ・胃もたれ・消化不良:Digene, Gelusil
  • ・下痢や脱水予防:ORS(経口補水液)(※使いすぎ注意)
  • ・高熱:Crocin

🙋‍♀️英語に自信がなくても大丈夫

体調が悪いときって、英語で説明するのもしんどいですよね。
そんなときは、スマホで翻訳した文章を見せるだけでも十分伝わります。
薬剤師さんは慣れている方が多いので、症状の単語を見せるだけでも対応してくれます。

🙋‍♀️処方された薬についてのひとこと

「日本の薬は効かなかったが、インドの薬は一発で効いた!」
「薬が大きくて飲みにくい…」「量が多くて本当に全部飲まなきゃいけないの?」
インドの薬に対して、そんな声をよく聞きます。

たしかに、薬がよく効くのも、成分が強いのかもしれませんし、体に合わないと感じるときもあるかもしれません。
そんなときは、無理にすべて飲み切らずに、体調に合わせて調整してみるのもひとつの方法です。

無理せず、まずは自分の体の声を大切にしてあげてくださいね。

🗒最後に

また体調が悪いときは、ひとりで抱え込まないことも大切です。

安心して、インドでの毎日を過ごせますように。
みなさんの健康を、心から願っています。