のぶさんの Sandy’s Farm(ゲストハウス) に行ってきました。

のぶさんの Sandy’s Farm(ゲストハウス) に行ってきました。

今回はデジタルデトックスも目的だったのですが、
あまりの嬉しさに伝えたくなり、途中途中でインスタのストーリーを更新していました。

すると、
「私も行きたい!」
「ずっと気になってました!」
そんなDMがたくさん届いて…。

今日はみなさんに、
インドのオアシス・Sandy’s Farm をご紹介したいと思います。

まずは、
― インドの電車旅 編 ―

今回、移動手段として、電車を選びました。
(以前、貸切バスでも行きましたが、それも楽しかったものの…
楽さは電車かも!?)

インドの電車は、20〜24両編成が当たり前
貨物列車になると50両以上にもなり、
それに合わせてホームも、とにかく長く作られています。

そのため、一度に6,000人以上を運ぶことができるのも、
インドの電車ならではのスケールです。

一方、日本の電車は6〜10両編成が主流で、一度に乗れる人数は1,500人前後
比較すると、想像しやすくなるかな。

現在、世界一👑になった人口は日本の約12倍。

インドは、何でも「世界一」にもなれば、時には「ワースト1」と言われることもある、
とてもエネルギーに満ちた国です。
電車も、1日2,000万人以上の人が利用しています。

長い編成の列車は、長距離・長時間の移動が多く、
車内サービスが充実していたり、寝台列車が多かったりするのも魅力のひとつ。

インドをもっと楽しく知ってみたい方、
いつもと少し違う体験をしてみたい方には、
電車の旅はとてもとてもおすすめです。

デリー駅を朝6時半に出発し、最寄りの駅に着いたのは12時ごろ。

始発駅から終点までの乗車だったので、
途中駅を気にする必要もなく、ただ乗っているだけの時間がとても心地よかったです。

そして、よく耳にする「インドの電車は遅れる」という話。

今回は、行きも帰りも、出発も到着も、ほぼ時間通り
それにびっくりしてしまう自分がいるのも、ちょっと悲しいですが……

さらに、早めに予約をして一等車両を取ることができたおかげで、
移動時間も含めて、とても快適で楽しい旅になりました。

一等車両は接客も丁寧で、お客さんもどこか品があります。
食事・おやつ・ドリンク付き
Veg / Non-Vegが選べるのは、まるで機内食のようです。

🎥動画
・名物バナナサービス
・車内ご飯(チケット購入時に選択できます)

窓の外には、インドらしいのどかな田舎の風景。
車内では、インドのご家庭の様子が自然と目に入り、
とても情緒があって、どこか懐かしい気持ちになります。

子どもが泣いても、
まわりの人たちは嫌な顔ひとつせず、当たり前のように受け入れる。

それはこちらでは「当たり前」のようで、当たり前ではないこと。
それを思うと、自然と感謝の気持ちが湧いてきます。
素敵な光景を見せてくれて、インド、ありがとう。

そして、一番ランクの高い車両で
6時間の乗車+食事付き、片道1,300ルピー(税込)

これもまた、
巨大な国で、多くの人が日常的に利用する
インドだからこそできる、懐の深いサービスなのだと思います。

「インドの電車未経験だけど、乗りたくなった!」
そんな方は、ぜひ一等車両からお試しあれ😉


前置きが長くなりましたが、Sandy’s Farm の最寄り駅は山の中
空気がとても澄んでいて、体がふっと軽くなるような感覚があります。

Kathgodam station に着くと、
古くからの友人・のぶさんが迎えに来てくれていました。

最後に会ったのはコロナ禍。
あの頃は
「大丈夫だよね」
「私も気にしない!」
そんな言葉を交わしながら、Big Hug。
再会の嬉しさが溢れすぎていた、あの瞬間。

今回は、そんな会話もなく、いきなり Big Hug。
言葉はいらず、再会の喜びそのものを抱きしめました。

「やっぱり空気、きれいだねぇ」と私が言うと、
返ってきたのは、
「ここはポリューション(大気汚染)!!」
という、まさかの一言。

その言葉の意味を、
最終日にのぶさんの Farm から戻る時、
私は確かに実感することになりました。


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つづく・・・