たまたまいつも使ってるお買い物アプリで見つけた「古代小麦」。
マニアックな友人・スパイスのはるなこ先生の投稿で知ってから、約2年越しでした。
迷う事なくポチっと、20分後にあっさり自宅に届いてしまった。

後でわかったのが旧石器時代から栽培されてる小麦でした。
・・・旧石器時代とは今から約3万8千年前から1万6千年前の約2万2千年間をいいます。人々はまだ土器を持たず、主に打ち欠きによって作られた石器(打製石器)や動物の骨や角を用いて作られた骨角器(こっかくき)を使い、狩猟や採集活動・・・続く。

そんな時代から今も尚栽培されてる粉という事でしょうか。それがアプリで簡単に手に入る時代に居合わせてしまったのも感慨深いです。

スペルト小麦ではない、それよりももっと古い時代に生まれた粉。
「古代小麦 Khapli – Emmer flour」は、私にとって人生初の得体の知れないお粉。

品種改良されてない事・アレルギーが発症しにくいと言われてる古代小麦…。
魅惑の世界に足を突っ込んでしまった。

まずは、パッケージの成分表を見てみると、

タンパク質の含有量は強力粉よりは多い。

面白い。

早速開けてみる。

穀物の臭いがする。古くは無さそう。
小麦粉よりは、香りがある。
粒子は荒目 だけど、荒すぎはしない。

硬質小麦の細挽き全粒粉か。

よく分からないが色々分析する。

とりあえず作ってみよう!

早速粉と水とイーストを合わせた。
思ったよりも吸水する。

またまた面白い。

粉の状態に合わせて少しずつ、水を足し、
塩と砂糖も加え、捏ねてみる。

タンパク質が多い事もあり、捏れない事もない。
程よく弾力性もあるが、、なんだろう。
普通の小麦粉に比べると、張り付くような粘りがある。

それに合わせてなんとなく捏ねを進めた。
思いの外、生地の繋がりも悪くない、繊細であるけど、パンにできる可能性を感じてきた。
・・・事前に調べたら分かる事だろうに

捏ねあげて、発酵させて、成形して、また発酵して、いい感じに膨らんだタイミングで焼き上げた。

思ったよりも軽く仕上がった。

香りも色もいい。

試食してみた。Part2へ続く