コーヒーの実の収穫はインドでは11月~2月ぐらいにかけて行われます。
(その年の気候よっては10月~3月ぐらいまで前後します。)
標高の低い比較的暖かい地域からコーヒーの実が熟し始めて標高の高い地域へと移ります。
一般的には標高が高いほど実がゆっくりと熟して糖度が高くなり美味しくなると言われています。
標高の低い地域はロブスタが植えられており高い地域はアラビカが植えられています。
ケララのワイナードやカルナタカのクールグ地方では標高の低い地域で紅茶も栽培されています。
収穫が終わった後1番最初に雨が降った1週間後に一斉にコーヒーノキに真っ白い花が咲き半年以上かけて実が膨らみ熟していきます。
収穫されたコーヒーチェリーは精製されだいたい3~4月頃から毎年各ロースターから新豆でのコーヒーの提供が始まります。
ただし精製後少し豆は寝かせた方が美味しいとの考え方もあるので慌てる必要もないかな。
コーヒーの収穫をしている期間が農園見学も面白くなります。
主なコーヒーの産地は「カルナタカ州チクマンガロール」「クールグ」「ケララ州ワイナード」「タミルナード州イェルカード」「コダイカナル」「アンドラプラデシュ州アラクバレー」等があります。
コーヒー用語:
コーヒーの木の植物名は「コーヒーノキ」で実(み)はアメリカンチェリーそっくりなので、コーヒーチェリーと言われています。
そして、一般的に「豆」と言われているのは、コーヒーノキの実から取れる「種」です。
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